自律神経失調症とは

自律神経失調症とは
子供~思春期の自律神経バランス治療~専門整体~えのもと整骨鍼灸院(大阪・城東区・深江橋)

自律神経とは

自律神経とは(交感神経・副交感神経)の二種類に分かれています。

  1. 交感神経は(起きる・食べる・仕事をする・家事をする)といった活動する神経感情では(怒る・イライラ・興奮)
  2. 副交感神経は(休む・寝る)といったリラックスする神経感情では(泣く・悲しい・辛い)
  • 朝起きると → 交感神経が働き意欲が出ます。
  • 仕事後に家に帰って身体が疲れていると → 副交感神経が働き早く寝ようとします。
  • 食べ物を食べれば → 胃腸などの消化器を活性化させます。
  • 体を動かして酸素が不足すれば →肺を活性化させます。

この2種類の神経が乱れると、活動する・リラックスするといった信号がうまく伝達されず、

  • 起きたいのに起きられない
  • 食べたいのに食べられない
  • 休みたいのに休めない
  • なぜかイライラしたり悲しくなったり

といった状態が起こります。このような症状を自律神経失調症と言います。

現代多くの方が悩まれている花粉症やアトピー

副交感神経が過剰に働くようになると、免疫が過剰に働いてアレルギー体質になります。
みなさんがよく知っているアトピー、花粉症、ぜんそくなどは副交感神経が過剰に働いているせいなのです。

自律神経が乱れる根本原因

自律神経が乱れる原因は、大きく分けて下記の4つです。

大阪市城東区のえのもと整骨院に、
来院される患者さんで最も原因として多くみられるのが「過剰なストレス」です。

1.ストレス・疲労

自律神経失調症に潜むストレス

1-1.精神的ストレス

家族などの病気や死、大切にしていたペットが亡くなった、健康・将来に対する不安、失恋、失敗や挫折、仕事の過労やプレッシャー

1-2.人間関係のストレス

身内や同僚、友人など、他人とのつきあい上のトラブル

1-3.物理的ストレス

気圧の変化、暑い、寒い

1-4.環境的ストレス

災害・公害、騒音、照明、空気汚染、花粉

これらのストレスは自覚なく、無意識のうちに無理をしている状態になっている場合も多くあります。なにか一つのストレスが掛かるということよりも、複数のストレスが起因となって徐々に自律神経に乱れが生じて気が付いた時には身体の状態が崩れていることが多くみられます。

2.生活リズムの乱れ

自律神経失調症による朝起きられない

身体には生命を維持するための本能的な機能が備わっています。昼間には活動的な作用を及ぼす交感神経の働きが活発になり、逆に睡眠に入っていく夜には、リラックスする作用を及ぼす副交感神経の働きが活発になる、というサイクルが、通常の生体リズムです。
しかし、不規則な生活が続くと、ずっと交感神経が活動的になり、副交感神経への切り替えが上手くできなくなってしまい、自律神経の乱れが起こるのです。

家庭環境や職場環境によっては一定したリズムで生活を送れない方もいらっしゃいます。多くの理由は仕事が交代制のため、夜勤があるために睡眠のリズムが崩れてしまったり、ストレスが溜まり過ぎて不眠状態に陥ったりして生活のリズムが崩れていきます。
ストレスに加え、不規則な生活も問題です。例えば夜更かしをする、昼まで寝ている、不規則な時間に食事するといった生活も自律神経の乱れに直結します。

3.環境の変化

自律神経失調症による環境の変化

春になり仕事や進学など家庭環境や職場環境に変化が出ると、その環境に慣れることができずに自律神経失調症として体調不良を訴える場面がでてきます。

残業・夜勤、退職・転職、昇進などの仕事に関わること、また入学・卒業、転校などの学業に関わることなど。

4.女性ホルモンの乱れ

自律神経失調症によるホルモンバランス

自律神経失調症は特に女性に多くみられますが、その一つの原因に女性ホルモンの乱れがあります。
大脳の視床下部というところで自律神経をコントロールしています。その視床下部はホルモンに大きく影響を受けるため、女性ホルモンのバランスに乱れが生じると、自律神経バランスが乱れて不安定になってしまいます。
女性の更年期では卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が少しずつ減少します。視床下部は、もっと分泌せよという信号を出し続けますが、卵巣はそれにうまく対応できず、そのうちに、視床下部自体の機能がバランスを失いさまざまな自律神経失調症状が表れます。
女性は男性とは違い、一生を通じてホルモンバランスに乱れが生じやすく、その都度体調に影響を及ぼすこともあります。

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