「自律神経失調症」は誰にでも起こる

「自律神経失調症状」は誰にも起きる

全身に張りめぐらされた自律神経をコントロールしている中枢は、脳の間脳という場所にある視床下部です。

視床下部

視床下部は、自律神経(交感神経・副交感神経)、ホルモン、免疫系などを介して内臓の働きをコントロールしています。

 

大脳辺縁系

この視床下部のすぐ上にあるのが大脳辺縁系。「情動脳」ともいわれ、不安、恐怖、怒りなどの感情や、本能的欲求を生じる場所である。そして、脳が不安やストレスを感じると、大脳辺縁系を介して視床下部に影響が及びます。

例えば、非常に強い不安や緊張を感じると、その『緊張信号』が視床下部に伝わって交感神経に指令を出す。すると動悸や発汗などが起きます。

問題は、このストレスが視床下部の調節に不調をもたらすこと。

ストレスが慢性的に続いたりすると、緊張信号が出っぱなしになって視床下部に負担がかり、次第に視床下部の働きに混乱が生じ、交感神経と副交感神経の切り替えもうまくいかなくなります。

自律神経は、私たちが意識しないでも勝手に働いてくれている神経です。
ストレスがかかったり、ホルモンの働きが乱れてしまうことで、そのバランスが崩れてしまいます。その結果として、様々な不快な症状が慢性的に続いていきます。

それが、『自律神経失調症』です。

自分自身ストレスは感じていなくても、ストレスは誰にでも脳に存在しています。

自律神経失調症は誰にでも起こりえる症状なのです。

症状に対する施術はもちろんですが、重要なのは「同じ出来事でも、とらえ方次第でそれがストレスになったり、ならなかったりする」考え方をチェンジすることです。
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